リハビリテーション

チームで行うリハビリテーション

チームで行うリハビリテーション

患者様の抱える問題は身体的問題・心理的問題・社会的問題など多種多様であり、専門職が1人で患者様の抱えている問題を全て解決することは困難です。当院では医師、看護師をはじめ多くの医療専門職がそれぞれの強みを生かしながら患者様の生活の質の向上に向けてチーム一体となってサポートさせていただきます。

  • 医師

    患者様の症状に対して的確な診断を行い、内服、注射、生活指導、リハビリテーションなどから最適な治療手段を選択・提示します。また、手術が必要と考えられる方に対しては他院にむけて紹介状を作成します。総合的視点に立って、患部のみだけでなく全身状態の確認や合併症の予防・治療を行います。

  • 看護師

    患者様のニーズに合わせて多くの知識、経験、方法を組み合わせ、身体と心だけでなく、人間関係や生活、価値観など個に応じた統合的な援助を提供します。いつでも安心してリハビリテーションが出来る環境づくりをお手伝いします。

  • 理学療法士

    生活に支障を感じさせている原因を検査・評価し、主に身体機能を改善させることで生活の質の向上を図ります。運動療法や物理療法を用いた機能治療を中心に、自宅で行える自主運動方法や生活上のアドバイスも行います。

  • 作業療法士

    家族や地域生活において困っていることの原因を高次脳機能面、認知機能面、身体機能面、生活状況、個々の思考など、多方面から評価し、生活の質・精神的安定を図ります。身の回りの生活だけでなく、その人らしくいきいきと生活できるよう支援します。

  • 言語聴覚士

    幼児から高齢者まで、コミュニケーション(話す、書く、読む、聞くなど)や、飲食に関して生活上に支障がある場合、その状態や要因を検査し機能回復練習や改善法などについてご提案します。また、ご本人だけでなくご家族や周囲の方々への適切な接し方など、社会生活を営む上で必要となる環境や相手への働きかけ、ご説明なども行っています。

  • 介護福祉士

    単なる介護者としてだけでなく、患者様がやる気や潜在能力を引き出せるように声かけや環境を調整し、明るい雰囲気を作る役割を担います。また、患者様に最も近い立場で悩みや目標をお聞きして、アドバイスさせていただいたり、生きがいを見つけられるようサポートします。

  • ケアマネジャー

    介護が必要となった方が出来る限り不自由なく生活できるように、利用者様・家族の要望の把握、生活の課題を分析し、ケアプランの作成や介護サービスの調整・管理を行います。また利用者様・家族・サービス担当者が集まって話し合うサービス担当者会議を適宜開催し、関係者全員で目標やサービスを共有します。